2021/10/19 2021/11/18
J下部・強豪街クラブ志望者必見!内発的動機づけとは?
今回は、「尽きないエネルギーこそ最強」というテーマです。
内発的動機づけとは、自らの内側から湧き出てくるエネルギーのことを言います。
私たちの役目は、選手の行動が外発的からスタートしたものであっても、内発的にシフトするように促していくことです。
しかし、これらには個人差があり、いつ芽生えるかもわからないので根気強くアプローチを続ける必要があります。
わかりやすい例えは「船かヨットか」です。
手っ取り早く近くの目的地に行くなら船がいいでしょう。
ただし、船の原動力はガソリンなのでいつか底が尽きてしまいます。
一方、ヨットは帆を上げるだけで風があればどこまでも進むことができます。
ただし、ヨットを進めるには自然を理解したり、コントロールする技術が必要となります。
さらに、天候は千差万別なため、天気が良い日のことだけではなく、様々なことを想定して準備をしておかなければなりません。
つまり、難しい道を自ら選択するということです。
そして、それらを楽しみながら続けられるかどうかがサッカーで求められる内発的動機づけのポイントです。
①好奇心 ②やりがい ③人の役に立つ
この3つのキーワードを自分の得意なことに当てはめて考えてみるといいでしょう。
(ラクな道を選ぶとすぐに目標を達成できてしまうので持続力に欠けるのが欠点です。)
アヴィエントのスクールテーマである「思いついたプレーの中で一番難しいものに挑戦する」という考えも一種の内発的動機づけです。
決してサッカーを複雑にしたいわけではなく、「こういうマインドセットにできたらいいよね」という思いが込められています。
最後に、ヴァンデ・グローブという世界一周を競うヨットレースでアジア人初の完走を達成した白石康次郎さんを一度調べてみてください。
内発的動機づけを大切にするとどんなアイデンティティが形成されるのか。
白石さんをひと目見れば、今回のテーマの重要性を感じていただくことができるかもしれません。
今日はここまで!
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