2021/10/06 2021/10/21
J下部・強豪街クラブ志望者必見!プロ小学生とは?
今回は、稀に見かける「プロ小学生」についてです。
私が住んでいる近所に信号のない緩やかな下り坂があるのですが、通勤時は横断歩道に子どもたちが立ち止まっていても殆どの人が一時停止せず、待ちぼうけしている姿をよく見かけます。
そんなある日、私はプロ小学生と出会いました!
ここでプロを定義しておきましょう。
プロとは、①ブレない ②ファンがいる ③影響力がある、とまあこんなところでしょうか。
ある日、その子が横断歩道で立ち止まっていたので私は一時停止し、道を譲りました。
ここまではなんてことない光景ですが、その子は小走りで横断歩道を渡ったあと、こちらを振り返り、ニコッと笑いお辞儀をしてくれたのです。
その姿を見て、「道を譲った=良いことをした」という感情と同時に、「喜んでくれてなんだか嬉しい」という二つの感情が芽生えました。
「え?それだけのこと?」と思った方もいるかもしれませんが、ここからが本題です。
みなさんが道を譲ってもらったときはどうしていますか?
どこか照れがあったり、面倒くさがったり、そもそも譲ってもらうのが当たり前!と、何かしらの感情に左右され、なんとなくその場をやり過ごしている方が大半だと思います。
それからもその子と出会い、その度に道を譲り、お辞儀をしてもらいました。
本来、朝は急いでいるはずなのに、いつからかその子に出会えた日は運が良く、今日も道を譲りたい!と、摩訶不思議な感情すら抱くようになっていました。
ここまでで、その子がプロの条件を全て満たしていることが伺えます。
もし、私のような人が増えていったらその子は通勤時だろうが、渡りたいときに横断歩道を渡れるようになっているでしょう。
その子は小4ぐらいなので、そこまでの策士ではないかもしれないですが、何かしてもらったら感謝を伝える、気持ちのいい挨拶を心がける、という基本を侮らず、高いレベルで表現できる人間性が備わっていることは間違いありません。
急がば回れや自分の行いが巡りめぐって自分に跳ね返ってくることをこの頃から経験しているのは、その後の人生で大きなアドバンテージとなるでしょう。
これらを「あの子みたいに挨拶しなさい」とか「とりあえず会った人全員に挨拶しなさい」と教えて身につけさせることができるでしょうか?
挨拶はあくまで一例ですが、ここにアヴィエントの育成のヒントが隠されています。
今日はここまで!
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